機種変更やアカウント移行の前に、LINEのトーク履歴をテキストファイルとして手元に残しておきたい — そう思ったことはありませんか?
LINEには標準のエクスポート機能がありますが、1トークルームずつしかエクスポートできないという大きな制約があります。トークルームが数十、数百とある方にとって、これは現実的ではありません。
この記事では、LINEの標準エクスポートの手順と、全トーク履歴を一括でテキスト化できる方法を紹介します。
1. なぜトーク履歴をテキストで残すべきか
- アプリに依存しない: LINEがなくても、どのPCやスマホからでも読める
- 検索が自由: テキストエディタで高速に全文検索できる
- 長期保存に最適: .txtファイルは将来にわたって読めるフォーマット
- 他のツールに活用: NotebookLMなどのAIツールに読み込ませて分析できる
- アカウント移行時の保険: 万が一バックアップが壊れても、テキストデータが残る
2. 方法1: LINE標準のエクスポート機能
iPhone / Androidの場合
トークルームを開く
エクスポートしたいトークルームを開きます。
メニューを開く
画面右上の ≡ > その他 > トーク履歴を送信をタップします。
送信先を選択
メール、AirDrop、Googleドライブなど、PCに転送しやすい方法を選びます。
PC版LINE(Windows / Mac)の場合
トークルームを開く
PC版LINEで対象のトークルームを開きます。
「トークを保存」を選択
画面右上の ≡ > トークを保存 をクリックし、保存先フォルダを指定します。
出力形式: テキスト形式(.txt)で出力されます。日付・時刻・送信者名・メッセージ本文が記録されますが、画像・動画・スタンプはテキストとして記録されません(「[スタンプ]」「[写真]」などのプレースホルダーになります)。
3. 標準機能の限界
- ✗ 1トークルームずつしかエクスポートできない
- ✗ 一括エクスポート機能がない
- ✗ トークルームが100件あれば、100回同じ操作を繰り返す必要がある
現実問題: 平均的なLINEユーザーは50〜200のトークルームを持っています。標準機能で全トークをエクスポートするには、1つずつ手作業で操作するしかありません。
4. 方法2: ChatArchiveで全トーク一括エクスポート
この問題を解決するのが ChatArchive です。
ChatArchiveは、macOS上のLINEのデータベースに直接アクセスし、全トークルームのチャット履歴をワンクリックで一括読み込み・エクスポートできるアプリです。
- 全トークルームを一括でバックアップ
- 暗号化されたデータベースを自動復号
- テキスト・画像・スタンプ・動画・音声・ファイル対応
- .chatarchive形式でエクスポート・インポート
- チャットUIで閲覧 + 全文検索
- 完全ローカル処理 — データが外部に送信されることは一切なし
全トーク履歴を一括バックアップ — もう1件ずつエクスポートする必要はありません
ライセンスを購入5. 方法の比較
| LINE標準機能 | ChatArchive | |
|---|---|---|
| 対応範囲 | 1トークずつ | 全トーク一括 |
| 操作回数 | トーク数 × 手動 | ワンクリック |
| テキスト出力 | ✓ .txt | ✓ .chatarchive |
| 画像・スタンプ | ✗ 非対応 | ✓ キャッシュから取得 |
| 全文検索 | ✗ | ✓ 横断検索 |
| プライバシー | 端末内で完結 | 完全ローカル処理 |
| 対応OS | iOS / Android / PC | macOS 14.0+ |
6. ChatArchiveのセットアップ
必要な環境
- macOS 14.0(Sonoma)以降
- Mac版LINEがインストール済み(ログイン済みの状態)
ChatArchiveをダウンロード
公式サイトからChatArchiveをダウンロードし、アプリケーションフォルダに配置します。
フルディスクアクセスを許可
システム設定 > プライバシーとセキュリティ > フルディスクアクセスでChatArchiveを追加・有効化します。
7. ChatArchiveでエクスポートする手順
「読み込み」をクリック
メイン画面の「読み込み」ボタンをクリック。LINEの暗号化データベースを自動検出・復号・読み込みします。
エクスポート
メニューからエクスポートを選択し、保存先を指定します。.chatarchive形式で全データが保存されます。
バックアップファイルの保管: エクスポートした .chatarchive ファイルは、外付けドライブやクラウドストレージに保存しておくと安心です。ChatArchiveで再度インポートすれば、いつでも閲覧できます。
8. エクスポートしたデータの活用方法
長期バックアップとして保存
機種変更・アカウント移行・LINE退会前に、全トーク履歴をバックアップ。万が一のデータ消失に備えられます。
AIで分析する
エクスポートしたテキストデータをGoogle NotebookLMなどのAIツールに読み込ませれば、要約・分析・情報抽出が可能です。
→ LINEトーク履歴をNotebookLMでAI分析する方法
9. よくある質問
Q: Mac版LINEにログインしていないとダメですか?
はい。ChatArchiveはMac上のLINEデータベースを読み取ります。Mac版LINEで一度ログインし、トーク履歴が同期されている必要があります。
Q: データは外部に送信されますか?
いいえ。ChatArchiveは完全ローカル処理です。ネットワーク通信は一切行わず、データがインターネットに送信されることはありません。
Q: 無料で試せますか?
ダウンロードは無料です。全機能を利用するにはライセンスの購入が必要です。
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1件ずつ手動エクスポートする時代は終わりです。
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