Jira や Trello がなくても、カンバンワークフローは回せます。コードが GitHub にあるなら、タスク管理も GitHub で。GitInflow を使ったセットアップ方法を紹介します。
4列のアプローチ
シンプルなカンバンボードは4列で構成されます:
| 列 | 意味 | いつ使う |
|---|---|---|
| Backlog | 新しいアイデア、バグ報告、機能要望 | Issue が作成されたが未優先の段階 |
| Ready | トリアージ済み、着手可能 | やると決めたもの |
| In Progress | 現在作業中 | 手をつけたとき |
| Done | 完了 | 作業が終わったとき |
GitInflow のマッピング
GitInflow はラベルでステータスを表現します:
- ラベルなし → Backlog
status:ready→ Readystatus:inProgress→ In Progressstatus:done→ Done(Issue も自動クローズ)
ポイントは、GitHub にカンバン列の機能がなくても、ラベルで同じことが実現できるということ。ラベルは GitHub API の一部なので、どのツールからでも読み書きできます。
日常のワークフロー
朝:Backlog のトリアージ
- GitInflow を開く → Backlog タブ
- 夜のうちに届いた新しい Issue をスキャン
- 重要なものを右スワイプで Ready に移動
- ラベルやマイルストーンをつける
日中:進捗の追跡
- Ready から Issue を選んで In Progress にスワイプ
- 作業する
- スワイプアクションでメモ的にコメントを残す
- 終わったら Done にスワイプ — Issue が自動クローズ
夕方:振り返り
- Done タブ — 今日何を完了したか
- In Progress — 滞っているものはないか
- ホーム画面のウィジェットで件数をチラ見
マルチリポジトリのコツ
複数リポジトリ(個人用、仕事用、サイドプロジェクト)を使う場合:
- 設定で最大5つを選択
- フィルタチップで1つのリポジトリに集中
- デフォルトリポジトリを設定すると Issue 作成が高速化
- Share Extension もデフォルトリポジトリを使う
なぜ GitHub Projects ではなくラベルなのか
GitHub Projects はチーム向けには優秀ですが、個人利用には重い:
- ラベルはユニバーサル — どの GitHub ツールでも動く
- ラベルはシンプル — ボードの設定が不要
- ラベルはポータブル — アプリを変えてもデータはそのまま
- GitInflow は初回使用時にステータスラベルを自動作成
はじめよう
- GitInflow をインストール
- リポジトリを選択
- Backlog のトリアージを開始
- 習慣にする:Backlog → Ready → In Progress → Done
セットアップは30秒。整理されていない Issue には二度と戻れなくなります。
カンバンワークフローについて質問があれば こちらへ。