DAWに直接持ち込める録音 - 1Take Proの24bit BWFワークフロー

はじめに

iPhoneで録音した音声をDAWに持ち込む際、同期作業は常に悩みの種でした。「この音声、どの映像のどのシーンと合わせるんだっけ?」——1Take ProのBWFワークフローはこの問題を解決します。


BWF(Broadcast Wave Format)とは

BWFはプロフェッショナル放送業界の標準フォーマットです。通常のWAVファイルと互換性を保ちながら、録音に関するメタデータ(いつ、どこで録音されたか)をファイル内に埋め込みます。

最も重要なのがタイムスタンプです。録音開始時刻が絶対時刻でファイルに記録されます。


Logic Proでのワークフロー

  1. 1Take ProでBWF形式を選択して録音
  2. AirDropまたはiCloud経由でMacに転送
  3. Logic Proのプロジェクトにドラッグ&ドロップ
  4. 「タイムスタンプに配置」を選択
  5. 録音時刻に自動でファイルが配置される

DaVinci Resolveでの映像同期

映像を撮影しながら別デバイスで音声録音する「二次録音」の場面でBWFは特に威力を発揮します。

  1. 映像と音声を同時に録音開始
  2. DaVinci Resolveに映像と1TakeのBWFファイルを読み込み
  3. 「タイムコードで同期」を選択
  4. 自動的にタイムラインの正しい位置に配置

クラッパーボードも、手動でのリップシンクも不要です。


24bit録音の音質的メリット

通常の16bitと比較して、24bitは理論上144dBのダイナミックレンジを持ちます。ポストプロダクションでの処理(コンプレッション、EQ、ノイズリダクション)を経ても音質劣化が最小限に抑えられます。